1. 診療科紹介
 

神経内科学は中枢神経、末梢神経、筋肉など対象とし学問的興味は多岐に渡っている。その診断は、クラシカルなneurology(病歴、神経学的所見から解剖学的病変を考えるプロセス)を大事にしていれば決して難解ではない。治療についても、近年の分子レベルの病態解明により飛躍的に進歩している。また、人口高齢化に伴い神経内科医の需要は急増し、その活躍の場は枚挙にいとまがない。

 

当科の重要なテーマは「近未来医療の宝」である若手医師を、将来の神経学・神経内科診療を担う「常に学ぶ姿勢のある誠実で温かみのある医師」へと育てることである。そのためにグループ診療により、上級医の指導のもと、各種生検、電気生理学的手技を含めできるだけ主体的に行動できるようにしあらゆる面でもれのない診療となるよう心がけている。研修の中では,個々の症例についてより深く考える習慣を身につけられるよう,随時、症例検討会に参加発表し,学会における症例報告を行い,論文にまとめて雑誌に投稿するよう指導する。また、臨床の研鑽とあわせ教室として行っている臨床に根差した研究に参加することも可能である。

 

山梨県は、神経内科医および専門医の充足率が低いため、神経内科の専門性は高く、やりがいのある価値ある分野であるといえる。

2.  施設認定状況、指導医、専門医

 

①日本神経学会認定教育施設

(神経学会へのリンクhttp://www.kktcs.co.jp/jsn-senmon/secure/sisetsu.aspx

 

②指導管理責任者名;瀧山 嘉久

 

③指導医名;新藤和雅、長坂高村

 

④専門医名;小林史和、山城亘央、高紀信

 

⑤専門医以外の医師;福元恵、一瀬佑太、羽田貴礼、土屋舞、佐藤統子、佐竹紅音、栗田尚史

 

3.後期研修到達目標 

 

後期研修では以下の内容を身につけ、研修終了後に神経内科専門医が取得可能となる。

 

①ミニマムリクアイアメントで定めた神経学的症候や病態の意味を正しく理解し、適切な神経学的所見をとることが出来る。

 

②神経生理、神経放射線、神経超音波、神経病理、神経遺伝学をはじめ、各種神経学的検査結果の意味・解釈や治療の内容を理解出来る。またミニマムリクアイアメントで定めた検査、治療、手技は自ら施行し、適切な判断を下すことが出来る。

 

③適切な確定診断を行い、治療計画を立案し適切な診療録を作成できる。ミニマムリクアイアメントで定めた疾患については主治医として十分な診療経験を有している。

 

④診断・治療方針の決定困難な症例や神経内科救急をはじめ迅速な対応が必要な症例などにおいて、自科の専門医、他科の医師に適切にコンサルトを行い、適切な対応ができる。

 

⑤コメディカルと協調、協力する重要性を認識し、適切なチーム医療を実践できる。

 

⑥患者から学ぶ姿勢を持ち、患者と患者の周囲の者に対するメンタルケアの大切さを知り、実践できる。

 

⑦神経学的障害をもった患者の介護・管理上の要点を理解し、在宅医療を含めた社会復帰の計画を立案し、必要な書類を記載出来る。

 

⑧神経内科救急疾患における診察の仕方、処置の仕方について学び、実践できる。

 

⑨医療安全、倫理、個人情報保護の概念、医療経済について必要な知識を有する。

 

⑩カリキュラムの修得度を定期的に自己評価するとともに、指導医の評価も受けつつ、自己研鑽を積み重ねる。

 

⑪ミニマムリクアイアメントは、全項目中80%以上においてAもしくはBを満たす研修を積むことが出来るよう、自施設における習得が不十分な内容は、神経学会をはじめ関連学会の主催する教育講演、生涯教育講演、ハンズオンセミナーなどに積極的に出席し、学習する。



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