生徒の声
2009年度 1年目研修医(平成20年度卒)  亀井 さやか
まず。神経内科は、患者さんの「これから」を特に親身になって考える科だと感じました。すっきりと治せない病気であればあるほど、患者さんはそれと向き合いながら生活する必要があります。転院先のこと、社会保障のこと、補助具のこと、リハビリのこと…。ひとつひとつ具体的なところまで想定し、できるだけの準備を整えてから退院・転院していただく。その細やかな配慮がとても印象的でした。

また、患者さんの所見から解剖学的病巣を推定し、必要な検査を追加して、鑑別診断をすすめていくということの面白さを強く実感できるところでもあると思いました。テキストで勉強したり、過去の文献を読んだりして、「これだっ!」という疾患に行き当たった時の快感は絶対に忘れられないと思います。一方で、十分な考察をするためには本当にたくさんの知識が必要です。この3か月間は自分の知識の足りなさに悔しい思いをしてばかりの日々でもありました。もっともっと勉強してから挑みなおしてみたいと思いました。

先生方、看護師さん、担当患者さんにも恵まれ、毎日毎日新しいことに出会い、充実した日々を送ることができました。本当に感謝しています。どうもありがとうございました。
9:09 AM


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