生徒の声
2010年度 2年目研修医(平成20年度卒)  小野原 亜紀子
一年目の選択三ヶ月と二年目の選択三ヶ月,合計六ヶ月連続で神経内科の研修をさせて頂きました.比較的長く患者さん達を担当させて頂けた為,神経内科で良く認められる疾患から,100万人に一人という確率の非常に稀な疾患まで経験できました.数多くの症例を経験できたことで、同一疾患同士の類似性から疾患に対する理解が深まりましたし,同じ疾患でも患者さんそれぞれで病態が異なることを実感することができました.不勉強な者なので,知ることが多ければ多い程,いかに自分が知らないかを研修を通して思い知りました。

私は現在精神科で研修を受けています。同じ脳という臓器で起こる疾患でも、その症状の現れ方で神経内科と精神科という風に看板を分ける程の違いがあるのは、個人的には面白いと感じています。精神科は診断に至るプロセスや客観的検査方法がイマイチ理解し難いのですが、治療効果の高い疾患が意外に多く、完治は難しくとも病気とうまく付き合いながら社会生活に復帰される方々が多いです。神経内科領域においても、ALSに代表される進行性変性疾患の治療方法が早期に開発されることを心より願っています。
9:02 AM


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